「PROFESSIONs」を題材にしたキャリア教材が、この度、経済産業省が主催する「第10回キャリア教育アワード」の奨励賞(中小企業の部)を受賞しました。
◆奨励賞を受賞したプログラム◆
【プログラム名】
身近な食業人を事例に育むキャリア探究「PROFESSIONs授業」
【概要と実績】
高校教員のニーズに基づいた「食業人」のキャリアを題材にしたプログラム。「なぜ・どのように働くのか?」という問いをテーマに高校生が自己のキャリアを探求していく。調理師・製菓衛生師からフードライターといった100人以上の多様な食業人のインタビュー記事から、自己のキャリアの考えを深め、社会貢献テーマへの大きな道筋を紹介していくプログラム内容。本プログラムをリリースしてから約半年間で25校827名の生徒に授業を実施。
◆評価内容◆
□高校生にとって身近な「食」にかかわる「食」業人のキャリアを題材に教員が授業で活用できる教材を開発。食の多様なフィールドで活躍する100人以上の「食業人」の記事を掲載し、食業人が述べるさまざまな職業観・勤労観から高校生が「なぜ、どのように働くか」を自問し、自己のキャリアの探求ができる。
□料理や食にかかわる自社の特性や専門性等を十分に活かし、料理をテーマにして高校生のキャリア発達の入り口を広げる取組である。家庭科の授業と接続することにより、教科としての「質」の深まりや、食育等への広がりも期待できる。
「キャリア教育アワード」とは、企業や団体による教育支援の取組を奨励・普及するために、経済産業省が2010年に創設した表彰制度です。昨今では職業人としての資質や能力の向上、「働くこと」への関心・意欲の高揚を通じた学習意欲の向上などを目的とした「キャリア教育」を、子供・若者たちに対し早期から行うことの重要性が高まっています。